No.1<3562>は14日、2022年2月期連結決算を発表した。売上高は前期比17.6%増の139.19億円、営業利益は同38.7%増の8.53億円、経常利益は同25.5%増の8.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同31.9%増の5.31億円となった。売上高、営業利益、各利益いずれも過去最高を更新した。



同社グループでは、2020年11月に発表した新中期経営計画において「アレクソン社とのシナジー効果の発揮」「ソリューション営業の深化(ストック収益の拡大)」「ハード×ソフト(情報セキュリティ領域の拡大)」「クラウド型サービスの開発」「M&A・事業提携・新規事業」を成長戦略の基礎と位置づけ、事業拡大に取り組んできた。主要事業である情報セキュリティ機器の製造販売においては、半導体等の供給制約があった中、主要製品の部材確保に努め、業績への影響を最小限に抑えることができた。また、情報セキュリティに対するニーズに応え、政府主導によるDXの流れも後押しとなり、セキュリティ機器の販売は順調に推移した。また、OA機器の商品市場においては、ペーパレス化の流れにより市場が縮小傾向にある中で、顧客の需要に応え、複合機の販売は順調に進捗した。また、特に中小企業のコンサルタント事業である「No.1ビジネスサポート」は、順調に顧客の獲得を伸ばし、顧客サポートを行う「ビジネスコンサルタント」も計画通り順調に増員しており、更に従来の基本サービスに新たなサービスラインナップを加えることで、更なるストック収益の増大に向けた体制整備を行った。また、連結子会社であるNo.1デジタルソリューションが日本オラクル<4716>と提携して開発したフルマネージド型クラウドサービス「デジテラス」の受注も進んでいる。一方、販売費及び一般管理費の増加については、システム投資など、費用対効果に見合った投資をしており、概ね予算の範囲におさまっている。



2023年2月通期の連結業績予想については、売上高は120.94億円、営業利益は9.80億円、経常利益は9.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.89億円を見込んでいる。2023年2月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、連結業績予想は当該会計基準を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。