丸運<9067>は11日、2022年3月期連結決算を発表した。営業収益が467.05億円、営業利益が前期比0.7%増の6.65億円、経常利益が同4.0%増の7.73億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1%減の4.65億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、2022年3月期の営業収益については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前期増減率の記載はない。なお、2021年3月期に当該会計基準等を適用したと仮定して算定した増減率は4.4%増となる。



貨物輸送の営業収益は275.79億円、経常利益は前期比0.84億円減の5.22億円となった。なお、収益認識会計基準等の適用により営業収益は15億57百万円減少している。海上コンテナ不足により航空貨物の取扱いが増加したものの、半導体等の部材不足による自動車関連のアルミ及び銅素材の物流減少と原油価格の高騰による燃油費の上昇が損益に大きく影響した。



エネルギー輸送の営業収益は152.93億円、経常利益は前期比1.30億円増の2.50億円となった。なお、収益認識会計基準等の適用により営業収益は10億97百万円減少している。石油部門においては、コロナ禍からの需要回復があったものの、石油製品の内需が減少傾向にあることから、輸送数量は前期比0.7%増にとどまった。潤滑油・化成品部門は、コロナ禍からの回復により、主要顧客の輸送数量が同3.6%増となった。



海外物流の営業収益は19.68億円、経常損失は前期比0.37億円減の0.37億円となった。なお、収益認識会計基準等の適用により営業収益は2.95億円減少している。中国の製造業の全体的な回復基調と高級EV関連のアルミ製品取扱量の増加による取引の拡大はあったが、国際的な半導体不足や中国のゼロコロナ政策に伴う主要顧客の稼働減が損益に大きく影響した。



テクノサポートの営業収益は18.36億円、経常利益は前期比0.12億円減の0.42億円となった。なお、収益認識会計基準等の適用による影響はない。油槽所関連では一部受託契約終了に伴う減収、製油所関連では定期修理工事による増収要因はあったものの、業務委託契約の一部終了等があり、全体として減益要因が増益要因を上回った。



2023年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比1.7%増の475.00億円、営業利益が同54.9%減の3.00億円、経常利益が同48.3%減の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.6%減の2.90億円を見込んでいる。