アルファ<3434>は12日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.9%増の537.67億円、営業利益が同32.3%減の5.86億円、経常利益が同1.3%減の10.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同167.2%増の6.00億円(前期は2.24億円の利益)となった。



自動車部品事業(日本)においては、主要得意先での半導体不足による減産やサプライチェーンの混乱による生産調整等により前期からの伸長は低調となり、売上高は前年同期比2.8%増の75.57億円、合理化は進展したものの原材料の高騰影響を受け、営業損失は2.25億円(前年同期は2.20億円の損失)となった。



自動車部品事業(北米)においては、主要得意先での減産影響を大きく受け、前期からの伸長は限定的となる一方で為替換算の影響等から、売上高は同14.6%増の104.98億円、原材料の高騰や物流費の上昇等の影響を受け、営業損失は同148.3%減の1.24億円となった。



自動車部品事業(アジア)においては、ASEANでの生産調整は比較的少なく前期の大幅減産からは持ち直したが、中国では主要得意先での半導体不足による減産やサプライチェーンの混乱による生産調整等の影響を受け、売上高は同10.5%増の167.83億円、営業利益は同57.7%減の2.47億円となった。



自動車部品事業(欧州)においては、上期での減産影響は比較的少なかったが、7月以降の主要得意先での生産停止や生産調整が影響し、売上高は同6.7%増の101.46億円、営業損失は1.83億円(前年同期は1.98億円の損失)となった。



セキュリティ機器事業(日本)の売上高は同25.6%増の101.18億円、営業利益は同55.6%増の11.72億円となった。住宅・産業用ロック部門については、同社の強みである住宅向け電気錠の販売は好調を維持した。また、ロッカーシステム部門については、オミクロン株の感染急拡大と多くの地域でのまん延防止等重点措置の適用があったものの、経済活動も少しずつ活発になり人流が回復したことでコインロッカーの利用が徐々に増え売上も回復傾向となった。同時に、薬局・ドラッグストアやホテルなどの宿泊施設では非対面・非接触・業務効率化のニーズが顕在化し、新たな需要を取り込みはじめた。



セキュリティ機器事業(海外)においては、日本向け製品の生産増により、売上高は同20.7%増の54.93億円、営業利益は同7.1%増の4.17億円となった。



2023年3月期の連結業績予想については、売上高は前期比11.6%増の600.00億円、営業利益は同206.8%増の18.00億円、経常利益は同73.6%増の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同116.5%増の13.00億円を見込んでいる。