Jトラスト<8508>は13日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)連結決算(IFRS)を発表した。営業収益が前年同期比25.2%増の123.51億円、営業利益が同54.5%減の19.42億円、税引前利益が同34.3%減の39.95億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同28.2%増の36.28億円となった。



日本金融事業の営業収益は前年同期比1.7%減の21.58億円、セグメント利益は同5.1%減の11.28億円となった。債務保証残高の減少に伴い保証料収益が減少したうえ、買取債権の回収は好調に推移しているものの実効金利法に基づく簿価修正益が減少し、買取債権における利息収益が減少した



韓国及びモンゴル金融事業の営業収益は前年同期比16.2%増の42.20億円、セグメント利益は同12.5%増の11.75億円となった。銀行業における貸出金残高の増加に伴い貯蓄銀行業務における利息収益が増加した。



東南アジア金融事業の営業収益は前年同期比51.2%増の57.77億円、セグメント利益は5.08億円(前年同期は5.21億円の損失)となった。審査体制の見直し等により貸出債権のリスク低下が図れたことから貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が減少した一方で、資金調達コストや経費の削減が進んだ。特にJトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における貸出金が増加したことに伴い利息収益が増加した一方で、受入れ預金金利を低下させることにより、黒字化を実現した。



投資事業の営業収益は前年同期比60.0%減の0.75億円、セグメント損失は4.22億円(前年同期は30.38億円の利益)となった。前年同期はシンガポールにおける訴訟に係る勝訴判決の一部履行を受けたがその反動が出た。



その他の事業の営業収益は前年同期比104.0%増の2.96億円、セグメント損失は0.27億円(前年同期は1.38億円の損失)となった。



2022年12月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。営業収益が前期比68.5%増(前回予想比0.0%減) の713.00億円、営業利益が同4.5%増(同14.0%増) の55.00億円、税引前利益が同18.7%増(同49.5%増)の70.00億円、親会社株主に帰属する当期利益が同309.6%増(同221.7%増)の46.00億円としている。

海外金融事業の好調に加えて、Nexus bank株式の投資有価証券評価益を計上したことが上方修正の主な要因である。ただし、この業績予想の修正には、Nexus Bankとの株式交換により発生が見込まれる負ののれん発生益は反映されていない。