サカタインクス<4633>は13日、2022年12月期第1四半期(22年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.4%増の490.08億円、営業利益が同46.0%減の14.95億円、経常利益が同21.0%減の22.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.1%減の13.92億円となった。



印刷インキ・機材(日本)の売上高は前年同期比2.3%増の119.80億円、営業利益は同77.4%減の0.90億円となった。パッケージ関連では、グラビアインキは内食関連の需要にも支えられ前年同期を上回った。フレキソインキは通販や加工食品関係が堅調であったことや、底堅い家飲み需要に支えられ前年同期を上回った。印刷情報関連では、デジタル化の影響に加え、感染症の影響による広告需要の低迷が続いていることなどから、新聞インキ、オフセットインキともに前年同期を下回った。以上のことから、印刷インキ全体では前年同期を上回った。機材は、印刷製版用材料、機械販売ともに販売が低調であったことから、前年同期を下回った。

印刷インキ(アジア)の売上高は前年同期比20.1%増の106.05億円、営業利益は同39.2%減の4.17億円となった。主力であるパッケージ関連のグラビアインキは、インドネシア、インド、ベトナム、タイなどで拡販が進んだ。印刷情報関連では、インドで感染症の影響による需要減からの回復が続くなど、全体として拡販が進んだ。売上高は、販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進んだことや円安による為替換算の影響を受けた。

印刷インキ(米州)の売上高は前年同期比28.4%増の162.75億円、営業利益は同45.5%減の5.38億円となった。主力のパッケージ関連では、旺盛な需要を背景として、フレキソインキ及びグラビアインキが堅調に推移した。メタルインキは環境負荷の観点からアルミ缶に対する需要が高まっており、好調に推移した。印刷情報関連であるオフセットインキは、UVインキなどが堅調に推移した。売上高は、販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進んだことや円安による為替換算の影響を受けた。

印刷インキ(欧州)の売上高は前年同期比12.8%増の43.73億円、営業損失は1.09億円(前年同期は0.57億円の利益)となった。パッケージ関連を中心として拡販に取り組んだ結果、販売は堅調に推移した。売上高は、販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進んだ。

機能性材料の売上高は前年同期比10.8%増の37.07億円、営業利益は同2.9%増の4.39億円となった。インクジェットインキ及びカラーフィルター用顔料分散液は、販売が堅調に推移し、前年同期を上回った。トナーは、海外向けの販売が好調に推移したことなどから、前年同期を上回った。



2022年12月期通期については、同日付で公表した「東洋インキSCホールディングス株式会社との資本提携の解消及び業務提携の継続に関するお知らせ」の内容を踏まえ、業績予想を修正した。売上高が前期比9.1%増の1,980億円、営業利益が同5.6%減の70億円、経常利益が同3.6%減(前回予想比1.2%減)の82億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.8%増(同15.8%増)の66億円としている。