藤商事<6257>は13日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比9.9%増の296.06億円、営業損失は6.98億円(前期は3.83億円の利益)、経常損失は5.99億円(同4.86億円の利益)、親会社株主に帰属する当期期純損失は17.83億円(同1.22億円の利益)となった。



同社グループは、安定した業績の確保と中長期的な成長の実現に向けて、徹底した市場ニーズの調査と顧客目線の追求による稼働力向上を最重点課題として、新機種の開発に取り組んだ。遊技機事業においては、パチンコ遊技機ではシリーズ第2弾として市場投入した「Pとある科学の超電磁砲(レールガン)」が前作に続き2万台を超えるヒットタイトルとなり、導入後の稼働状況も好調に推移し、同社グループの新たな主力シリーズとしての基盤を築いた。一方でパチスロ遊技機では、旧規則機の撤去期限にあわせて定番ホラータイトルを市場投入した。売上高は販売台数の増加にともない前年度を上回ったが、利益面については、部材供給不足の対応などによる一時的な部材高騰の影響を受け大幅に原価が上昇した。



パチンコ遊技機の販売台数は前年同期比12.8%増の79千台、売上高は同6.2%増の285.97億円となった。上期では、新規タイトルとして「P地獄少女 きくりのお祭りLIVE」(2021年4月発売)、「P真・暴れん坊将軍 双撃」(2021年7月発売)を市場投入したほか、前年度に発売したシリーズ機種などを継続販売した。また、下期は新規タイトルとして、「P地獄少女 華」(2021年10月発売)、「Pとある科学の超電磁砲(レールガン)」(2021年12月発売)、「Pどないやねん」(2022年3月発売)、「Pアレジン プレミアム」(2022年3月発売)を市場投入したほか、その他シリーズ機種などを継続販売した。



パチスロ遊技機については、「Sリング 運命の秒刻」(2021年11月発売)を市場投入し、販売台数は3千台、売上高は10.09億円となった。



2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.3%増の300.00億円、営業利益は15.00億円、経常利益は15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は12.00億円を見込んでいる。