アイリックコーポレーション<7325>は13日、2022年6月期第3四半期(21年7月-22年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.1%増の38.39億円、営業利益が同4.4%増の2.97億円、経常利益が同6.0%増の3.07億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.9%増の1.82億円となった。



保険販売事業の売上高は前年同期比10.6%増の22.67億円、セグメント利益は同8.2%減の3.34億円となった。直営店部門は、「オミクロン株」感染拡大に伴う集客への影響は大きく、直接来店の新規顧客数の減少傾向が続き、全体の集客数は低迷した。一方で、引き続きweb予約は好調に推移し2022年3月の予約数は過去最高件数となった。また、前期末からの積極的な出店方針も継続し、3月末の直営店舗数は前期末比5店舗増の57店舗となり、売上高は前年同期比6.3%増加した。法人営業部門は、税制改正の影響が続くなかで、新規案件及び大型契約の獲得により、売上高は同49.2%増加した。



ソリューション事業の売上高は前年同期比17.5%増の11.21億円、セグメント利益は同53.6%増の4.15億円となった。FC部門は、大手携帯電話販売会社など他業界からの新規参入意欲は引き続き大きく、FC登録見込数の増加傾向が続いているが、「オミクロン株」感染拡大の影響から集客が著しく減少したFC店舗の閉店もあり、2022年3月末のFC店舗数は前期末比3店舗増の198店舗となった。AS部門は、OCR販売において保険会社・金融機関向け「スマートOCR(R)」の受注が順調に推移した。また、保険会社や地方銀行による「ASシステム」「AS-BOX」の導入が進んだことから、3月末のID数は、前期末の8,401 IDから8,889 IDと488 ID増加した。



システム事業の売上高は前年同期比15.8%増の4.50億円、セグメント利益は同66.9%減の0.16億円となった。子会社であるインフォディオは、「スマートOCR(R)」の新規受注が好調に推移した。国税庁の確定申告書作成コーナーにてスマホでカメラ撮影した源泉徴収票をデータ化するモバイルアプリへの採用のほか、埼玉県警への導入、みずほ銀行の経理業務効率化支援サービス「みずほデジタルアカウンティング」に「スマートOCR(R)」が搭載された。また、独立行政法人統計センターなど受注済みの開発案件から発生するサブスクリプション売上(「スマートOCR(R)」利用課金)もあり、売上高は前年同期に比べて増加した。



2022年6月期通期については、売上高が前期比20.0%増の55.64億円、営業利益が同50.3%増の5.50億円、経常利益が同48.8%増の5.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.6%増の3.49億円とする計画を据え置いている。