タナベ経営<9644>は13日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.7%増の105.72億円、営業利益が同23.2%増の9.26億円、経常利益が同20.7%増の9.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.2%増の6.04億円となった。



戦略コンサルティングの売上高は前期比18.5%増の59.40億円となった。ドメイン&ファンクションコンサルティングは、「中長期ビジョンの構築・推進」、「ビジネスモデル・成長戦略の構築」を主として、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。HR(人的資源)コンサルティングは、「人事制度再構築(働き方改革・ジョブ型雇用)」「FCCアカデミー(企業内大学)設立」等、同社独自のHR領域のマーケティングサイトも通じた大企業や上場企業からのニーズが増加し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。M&Aアライアンスコンサルティングは、同社のM&Aコンサルティングの好調に加え、2021年1月に連結子会社となったグローウィン・パートナーズの該当分野の売上高の新たな追加と大型案件成約もあり、グループ全体で伸長した。リージョナルコンサルティングは、新型コロナウイルス感染症の影響下でも地域密着モデルの強みが発揮され、いずれの地域においても大企業や優良中堅企業との契約が増加し好調に推移した。



DXコンサルティングの売上高は前期比107.6%増の13.08億円となった。デジタル技術を活用したマーケティング戦略の策定から実装・改善までのワンストップコンサルティングに加え、IT構想化支援やERP導入等のバックオフィス業務のデジタルシフト支援が拡大した。



ブランド&デザインコンサルティングの売上高は前期比17.3%増の25.94億円となった。前年同期と同様、イベント等の中止や延期が影響したが、注力してきた好調業界向けのブランディング、大企業向けのSNSマーケティング、Webプロモーション等のチームコンサルティング契約数やCXデザイン、クリエイティブの案件数が増加した。



セールスプロモーション商品の売上高は前期比46.4%減の7.28億円となった。前年同期における感染防止対策商品の特需の反動減や各種イベント等の中止に伴うプロモーション商品全般が減少した。



2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の112.50億円、営業利益が同9.6%増の10.15億円、経常利益が同9.0%増の10.15億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.9%増の6.40億円を見込んでいる。