泉州電業<9824>は2日、2022年10月期第2四半期(21年11月-22年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比28.3%増の551.54億円、営業利益が同85.6%増の35.36億円、経常利益が同77.6%増の37.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同72.7%増の24.91億円となった。



同社グループの係わる電線業界においては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均1,211千円と前年同期平均913千円に比べ32.6%上昇した(銅価格の推移、1トン当たり期初1,170千円、安値1,120千円(2021年12月)、高値1,370千円(2022年4月)、第2四半期末1,320千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べ増加基調で推移した。 このような情勢のもとで同社グループは、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。また、更なる事業拡大を目的に、北越電研を2022年3月に完全子会社化した。



当第2四半期累計期間の経営成績は、半導体製造装置向け需要の増大、自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴い建設・電販向けの売上が増加したことにより、売上高は増収、各利益は大幅な増益となった。



2022年10月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.8%増(前回予想比8.0%増)の1,080.00億円、営業利益が同34.9%増(同20.8%増)の64.00億円、経常利益が同33.9%増(同19.6%増)の67.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.4%増の(同17.9%増)の46.00億円としている。



また、第2四半期連結累計業績が堅調に推移したことに伴い、中間配当金を直近の配当予想の1株当たり50.00円から10.00円増配の1株当たり60.00円とすることを発表した。また、期末配当予想についても直近の配当予想の1株当たり50.00円から10.00円増配の1株当たり60.00円とした。これにより、2022年10月期の年間配当予想は、1株当たり120.00円となる。