ファンペップ<4881>は6日、オーストラリアにて実施している抗体誘導ペプチド「FPP003」の尋常性乾癬を対象疾患とする第1/2a相臨床試験の被験者登録が完了したと発表。



同試験は、FPP003のFIH試験(First in Human試験、ヒトに対して初めて投与する試験)として実施されている、尋常性乾癬を対象疾患とした用量漸増試験(36名)。

主要評価項目は安全性を評価するが、尋常性乾癬の患者を対象にしているので有効性についても探索的に評価する。



抗体誘導ペプチドは、患者の体内で抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するペプチド治療ワクチン。

バイオ製造施設で製造する抗体医薬品とは異なり、抗体誘導ペプチドは化学合成で製造することが可能なため製造コストを抑制でき、さらに投与後は患者の体内で免疫細胞が一定期間持続的に抗体を産生するため、薬剤投与間隔も長いことが期待される。同社は高額な抗体医薬品に対して医療費を抑制できる代替医薬品として抗体誘導ペプチドを開発し、先進国で深刻化する医療財政問題の解決や患者の負担軽減への貢献を図る。