井関農機<6310>は10日、有機農業の普及発展に向け、水稲用自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発・販売に関する業務提携を締結している有機米デザインに出資したと発表した。



同社グループは、持続可能な社会形成を可能とする環境保全を重要課題のひとつと位置づけ、2050年までにカーボンニュートラルで持続可能な社会の実現を目指し、環境保全型スマート農業に取り組んでいる。



有機農業普及拡大へは、除草作業の労働時間が慣行栽培と比べおよそ5倍かかることが大きな課題となっている。アイガモロボは、田植え後の水田を自律航行して水中を撹拌し泥を巻き上げることで、光を遮り雑草が生えにくい状態を維持するため、除草作業にかかる労力が従来よりも大幅に低減される。また、太陽光発電により環境にも優しい仕様となっている。



同社は、今回の出資により、有機米デザインとのより強固な関係を構築し、社会実装に向け開発を加速させるとともに、アイガモロボを核として、同社のスマート農業機械・スマート農業技術を融合させた環境保全型スマート農業を構築し、持続可能な農業の普及拡大とその実現を目指すとしている。