■今後の見通し



● 2023年3月期の業績見通し

ランドコンピュータ<3924>の2023年3月期の連結業績予想については中期数値計画値を据え置き、売上高で前期比11.5%増の10,700百万円、営業利益で同8.9%増の950百万円、経常利益で同9.2%増の960百万円とし、売上高及び利益ともに過去最高を連続更新する見込み。また、2022年3月期に計上した特別利益70百万円(投資有価証券売却益59百万円、受取補償金10百万円)がなくなる見通しになることから、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.2%減の620百万円としている。



既存技術の強化とともに、パッケージベースSI・サービスを中心とする成長力の高い事業ドメインの開拓、事業構造の集中と選択、直ユーザー取引の拡大に積極的に取り組むことで、増収を見込んでいる。利益面では、引き続き戦略投資を進めていく方針であるほか、コロナ禍による緊急事態宣言の解除により、出張などを含めた営業活動の活発化が予想され、前期に抑制された販管費の増加を見込んでいる。また、不採算プロジェクト発生を防ぐべく、開発プロジェクトのマネジメント意識を高めるとともに、PMO要因によるプロジェクト監視をさらに強化し、生産性向上、経営効率化による基盤強化に向けた取り組みを加速させ、利益率の向上を目指す。なお、NESCO SUPER SOLUTIONが連結対象に加わるが、のれん償却費や買収関連費用、事務所移転費、社名変更などの費用を勘案し、増益要因と見込んでいない。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)