ファーマフーズ<2929>は2日、同社独自のニワトリ抗体技術「アラジンテクノロジー」を用いて、横浜市立大学及び名古屋市立大学との共同研究によって開発した「抗PAD4抗体」が、米国特許庁から特許査定を受領したことを発表した。



「PAD」は生体内に5種類が存在しており、特に「PAD4」は、自己免疫疾患の中で代表的な疾患である「関節リウマチ」の炎症過程に深く関わることが知られている。現在「関節リウマチ」を中心とした自己免疫疾患治療薬市場は、5兆円以上の規模となっており、多くの患者が存在するとしている。



今回の特許査定に係る発明は、「抗PAD4抗体」を広く保護する物質特許のため、同特許査定は「抗PAD4抗体」の開発、製造及び販売が独占可能となる。

同特許査定により、日本(特許第6369922号、並びに、第6675739号)のみならず、米国においても、「PAD4」を標的とする創薬プロジェクトの知的財産権が強化されることになった。



同社は今後、自己免疫疾患領域における抗PAD4抗体の実用化を目指し、さらなる研究開発及びライセンスアウト候補先との交渉を継続していく。本特許査定の受領により、交渉をより優位に進めたい意向だ。