■株主還元



SBテクノロジー<4726>は、株主の利益を重要な経営方針の1つと位置付けており、企業体質の強化を図りながら、持続的な企業価値の向上に努めている。株主への利益の還元策としては、配当による成果の配分を基本に考えており、毎期の連結業績、投資計画、手元資金の状況等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的に配当を実施する方針である。また、株価の動向や財務状況を考慮しながら必要に応じて自己の株式の取得・消却などについても検討する方針である。





■サステナビリティへの対応



同社は持続可能な社会の実現に向け、事業・企業活動を通じて、様々な社会課題に取り組む。7つの基本方針を挙げており、1) ICTサービスの提供によるイノベーション創出で、お客さまの価値創造に貢献、2) 株主の期待に沿えるよう、成長への挑戦を忘れず、透明で公正な情報開示、3) 従業員のやりがいと誇り、個性がいかされ、性別や年齢、国籍等にとらわれない、平等で多様性に富み、チャレンジできる環境を大切にする、4) 汚職や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗を防止し、取引先との公正な取引関係を築く、5) 気候変動対応に向けて、温室効果ガス排出量の削減やエネルギー効率の向上、水などの資源利用の削減及び効率化、生物多様性への配慮などに取り組む、6) 次世代育成、情報セキュリティの強化、災害対策・復興支援などを通じて、豊かな情報化社会の実現に貢献、7) 国際規範や各種法令・ルールを遵守し、誠実な事業活動を行うとしている。





■カーボンニュートラル宣言



同社は2030年までに「温室効果ガス排出量実質ゼロ」を実現するカーボンニュートラル宣言を行った。同社のビジネスは、顧客のコンピューターシステムをクラウドに移行することを大きなミッションとしている。クラウドに移行していくことで、コンピューターの消費電力を80%削減できる。データセンターを借りる、または自分のオフィスの中に置くという従来の考え方からは脱却し、クラウドへの移行を促すことで脱炭素社会の実現へ貢献する。



(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)