泉州電業<9824>は2日、2022年10月期第3四半期(21年11月-22年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比25.5%増の835.48億円、営業利益が同62.3%増の52.66億円、経常利益が同59.7%増の55.98億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同50.4%増の37.64億円となった。



同社グループが係わる電線業界において、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均1,208千円と前年同期平均982千円に比べ23.0%上昇した(銅価格の推移、1トン当たり期初1,170千円、安値1,050千円(2022年7月)、高値1,370千円(2022年4月)、第3四半期末1,080千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べおおむね横ばいで推移した。このような情勢のもとで同社グループは、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。また、更なる事業拡大を目的に、北越電研を2022年3月に完全子会社化した。



当第3四半期累計期間の経営成績は、半導体製造装置向け需要の増大、自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴い建設・電販向けの売上が増加したことにより、売上高は増収となり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに増益となった。



2022年10月期通期については、売上高が前期比16.8%増の1,080.00億円、営業利益が同34.9%増の64.00億円、経常利益が同33.9%増の67.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.4%増の46.00億円とする6月2日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。