学情 <2301>は12日、2022年10月期第3四半期(21年11月-22年7月)決算を発表した。売上高が41.44億円、営業利益が5.17億円、経常利益が8.89億円、四半期純利益が5.90億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年10月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載していない。



同社は、若手求職者や学生に支持される動画求人サイトとしてのポジションをさらに強固なものにするべく、短尺の縦型動画「JobTube縦Lite」などの新商品を投入するなど、「Re就活」「あさがくナビ」のWeb関連商品を強化している。採用活動におけるオンライン活用が普及・定着するなか、デジタルを通して企業の雰囲気や社員の声を届けたいというニーズが拡大している。拡大するニーズを捉え、動画コンテンツやWebメディアの拡充を図り、企業と求職者の価値あるマッチングを実現している。一方、リアルニーズも急回復している。直接コミュニケーションのニーズに対応し「就職博」「インターンシップ博」などのイベントで、若手求職者・学生と企業が直接出会う機会を提供している。



就職情報事業の売上高は39.66億円(前年同期は36.31億円)となった。当第3四半期累計期間における中途採用市場は、情報通信業や製造業・サービス業・運輸業などの産業を中心に若年層に対する採用ニーズは高まっている。また、大手企業を中心に第二新卒などを対象にした通年採用を導入する動きが加速している。企業の中途採用、とりわけ20代の中途採用ニーズの高まりを受け、「Re就活」の売上高は7.40億円(同7.83億円、収益認識に関する会計基準を適用しなかった場合(以下、従来基準)は9.19億円)となった。新卒採用市場は、2023年3月卒業予定学生に対する企業の採用意欲は高く、採用を再開・採用人数を増加する動きが加速している。2024年3月卒業予定学生へ向けたインターンシップでも企業ニーズは拡大している。新卒学生向け就職サイト「あさがくナビ」に関しては、学生からの支持を得て、堅調に推移し、売上高は7.80億円(同8.32億円、従来基準では9.49億円)となった。「就職博」に関しては、追加母集団形成への即効性と、オンライン化の反動により、リアルでコミュニケーションを図る機会のニーズが急回復しており、売上高は12.34億円(同10.08億円、従来基準では12.39億円)となった。



2022年10月期通期の業績予想については、売上高が64.00億円、営業利益が15.90億円、経常利益が17.50億円、当期純利益が11.60億円とする期初計画を据え置いている。