■業績動向



3. 財務状況と経営指標

ASIAN STAR<8946>の2022年12月期第2四半期末の資産合計は、前期末比47百万円増の3,109百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では仕掛販売用不動産が94百万円増加した。投資その他の資産では、投資有価証券が72百万円減少した。負債合計については、前期末から24百万円増加し、1,454百万円となった。主な増減要因を見ると、流動負債では短期借入金が198百万円増加した一方で、1年以内に返済予定の長期借入金が2百万円、未払金が124百万円減少した。固定負債では、長期借入金が30百万円減少した。純資産合計は、前期末から22百万円増加し、1,654百万円となった。親会社株主に帰属する当期純損失59百万円の計上のほか、為替換算調整勘定が50百万円、子会社の増資に伴う非支配株主持分が49百万円増加したことが影響した。



現金及び現金同等物は、前期末比93百万円増の524百万円となった。営業活動による支出が85百万円、投資活動による支出が49百万円、財務活動による収入が215百万円となり、また現金及び現金同等物に係る換算差額が12百万円発生したことによる。



経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の53.3%から53.2%へとわずかながら減少しているものの、健全な数値である。また、D/Eレシオに関しても0.31倍から0.42倍に拡大をしているものの、問題のない水準であると言えるだろう。その他、流動比率に関しては244.0%となっており、短期の手元流動性に問題はないと弊社は見ている。



キャッシュ・フローについて見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失43百万円の計上、棚卸資産の増加136百万円などを受け、85百万円の支出(前年同期は297百万円の収入)となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、49百万円の支出(同229百万円の支出)となった。主に連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得に対する前期未払分の支払による支出126百万円、中国子会社が前期に取得した投資有価証券の売却による収入77百万円によるものである。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の増加165百万円、非支配株主からの払込み49百万円などを受け、215百万円の収入(前年同期は470百万円の支出)となった。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)