極東貿易<8093>は8日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%増の196.94億円、営業利益が同2.1%減の1.96億円、経常利益が同17.1%増の6.07億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同204.5%増の4.05億円となった。



産業設備関連部門の売上高は49.69億円(前年同期比10.93億円減)、セグメント損失は2.36億円(同0.46億円減)となった。産業インフラ関連事業の海外プラント向け重電事業は好調に推移したものの、ヨーロッパ現地法人のロシアEVバス向けリチウムイオン電池事業がウクライナ問題によるロシア事業の消失により大きく落ち込んだ。これに加えて資源・計測機関連事業が全体として伸び悩んだ。



産業素材関連部門の売上高は61.60億円(前年同期比11.20億円増)、セグメント利益は1.21億円(同0.57億円増)となった。機能素材関連事業は、前年同期において新型コロナウイルスの世界的感染拡大により国内外ともに大きく落ち込んだ自動車業界向け樹脂・塗料事業が、北米において持ち直しが見られた。



機械部品関連部門の売上高は85.64億円(前年同期比6.64億円増)、セグメント利益は前年同期並みの3.17億円となった。ねじ関連事業は、建設機械向けや産業機械向けが引き続き好調に推移し増収増益となった。一方でばね関連事業は自動車産業向けの大口案件が一服したことなどにより落ち込んだ。



2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%増の420.00億円、営業利益が同18.5%増の9.00億円、経常利益が同0.3%増の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.9%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。