精工技研<6834>は11日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.9%増の85.81億円となり、第2四半期の累計売上高として創業以来最高となった。営業利益が同9.9%増の7.08億円、経常利益が同31.4%増の8.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同52.1%増の6.49億円となった。



精機関連の売上高は前年同期比1.1%増の41.31億円、営業利益は同9.0%増の2.01億円となった。自動車メーカー各社は、2021年度から続いている半導体の供給不足の影響が未だ収束せず、当第2四半期連結累計期間においても、計画に対して生産実績が下振れする状況が続いた。また中国のスマートフォンメーカーも、中国国内の消費低迷や買い替え期間の長期化等から中国製スマートフォンの販売不振が続いている。これにより精機関連では、自動車の各種センサー用のインサート成形品や電子機器向けの金属プレス成形品の売上高が減少することとなった。一方、自動車向け成形品の第3四半期以降の量産準備に向けた金型や金属加工部品は売上が伸長した。



光製品関連の売上高は前年同期比26.6%増の44.50億円、営業利益は同10.3%増の5.06億円となった。光通信用部品をはじめ、光コネクタ研磨機や測定装置等の製造機器の売上高が大きく伸長した。光関連製品は海外顧客向けの比率が高いため、為替も売上高を押し上げることとなった。一方、展示会への出展や国内外顧客への出張を増やしていることや、樹脂等の材料費、電気料金、運送費用等が上昇していることを受けて、営業費用は増加傾向にある。



2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.7%増の184.00億円、営業利益が同14.1%増の17.40億円、経常利益が同7.2%増の17.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%増の12.40億円とする期初計画を据え置いている。