rakumo<4060>は11日、2022年12月期第3四半期(22年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.4%増の8.02億円、営業利益が同3.0%増の1.62億円となった。主力のSaaSサービスが同16.5%の増収と2ケタの伸びを維持し、M&A(企業の合併・買収)に伴う一時費用の負担をカバーして営業増益を達成した。



上記の通り、SaaSサービスの売上高は前年同期比16.5%増の6.99億円となった。新規顧客の増加やライセンス追加等により堅調に推移し、2022年9月末のクライアント数は2,277社(2021年12月末比75社増)、ユニークユーザー数は471千人(同23千人増)となった。第2四半期(4〜6月)の増加数から、第3四半期(7〜9月)は増加幅が上昇しており、同社の各種施策の効果が出てきている模様である。クライアント数、ユニークユーザー数、ともに増加傾向が続いており、第4四半期(10〜12月)においては、ユニークユーザー数が大きく増加する見込みとのことである。また、解約率も1%未満の低水準で推移した。なお、今期はモスフードサービス(8153)などの新規顧客を獲得したほか、大型のITイベントにもスポンサーとして参加し、知名度の向上につなげた。今後においては、新製品の開発に力を入れ、クロスセルに結び付けてく方針とのことである。また、SaaS領域へのM&A注力も事業戦略の一つとして掲げている。



ソリューションサービスの売上高は前年同期比10.2%増の0.35億円となった。既存顧客への業務支援案件の継続的な提供を行ったことに加え、ライセンスサービスに関する新規導入支援案件の受注・提供等により増収となった。



ITオフショア開発サービスの売上高は前年同期比10.4%減の0.67億円となった。既存顧客からのラボ型開発案件が安定的に推移した。一方、単発の受託開発については、SaaSサービスに注力したこともあり、前年同期比で減少した。



2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比14.2%増の11.00億円、営業利益は同8.8%増の2.48億円、経常利益は同10.5%増の2.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.9%増の1.90億円とする期初計画を据え置いている。