平山ホールディングス<7781>は14日、2023年6月期第1四半期(22年7月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比17.6%増の77.19億円、営業利益は同126.1%増の2.84億円、経常利益は同148.0%増の3.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同138.3%増の2.00億円となった。



インソーシング・派遣事業の売上高は前年同期比16.3%増の62.50億円、セグメント利益は同31.6%増の4.45億円となった。自動車関連・電子部品関連において前期に続き半導体等の部品供給制約によるサプライチェーンの混乱により一部生産が先送りされたものの、徐々に生産需要への対応が上向きになった。医療機器関連、農業用機器関連、住設関連、半導体関連、物流関連、航空・観光関連、流通ストア・コンビニ関連等においては旺盛な需要があり、増産による増員ニーズにより新規取引増加及び既存取引先からの追加発注が好調であったことから、概ね計画通りの売上高となった。



技術者派遣事業の売上高は前年同期比25.3%増の6.32億円、セグメント利益は0.15億円(前年同期は0.00億円の損失)となった。主要顧客の大手製造業の一部では中長期を見据えた技術開発投資の持ち直しもみられ、プラント設計、半導体関連やIT関連の技術者を中心に、受注は回復基調となった。2022年4月の新卒採用において確保した技術者の配属が予測より早く進捗し、稼働人員も堅調に推移している。



海外事業の売上高は前年同期比12.9%増の6.16億円、セグメント利益は同14.7%増の0.19億円となった。主力のタイにおいて、製造業生産指数が、2021年10〜12月期前年同四半期比4.7%増、2022年1-3月期前年同四半期比1.6%増、2022年4-6月期前年同四半期比0.8%減となり、コロナ禍、中国におけるロックダウン及び半導体の供給不足の影響もあり停滞している。本環境の下、タイにおける派遣従業員数は、2022年6月時点で前年同月比2.9%増となった。



その他事業の売上高は前年同期比54.7%増の2.20億円、セグメント利益は同812.0%増の0.28億円となった。現場改善コンサルティング及び研修ツアーの国内外からの引き合いが増えた。また、生産を国内に回帰しようとする顧客に対し、工場の立上げ支援コンサルティングを展開した。



2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比14.4%増の320.00億円、営業利益は同30.0%増の9.00億円、経常利益は同16.0%増の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同27.0%増の5.20億円とする期初計画を据え置いている。