アイリックコーポレーション<7325>は14日、2023年6月期第1四半期(22年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%増の12.99億円、営業利益が同9.9%減の0.80億円、経常利益が同10.3%減の0.83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.7%減の0.46億円となった。



保険販売事業の売上高は前年同期比3.3%減の7.37億円、セグメント利益は同12.0%減の0.91億円となった。直営店部門は、Web広告からの電話相談・オンライン相談への積極的な集客誘導という施策を続けた結果、Webによる予約数は引き続き増加し、既存店における直接来店件数も回復基調となった。また、今期は新規出店を抑制し集客が低迷する店舗の移転を推進する方針から、3店舗を移転した。9月末の直営店舗数は前期末と同数の58店舗となり、売上高は前年を上回った。法人営業部門は、税制改正の影響がいまだ続いており、前年同期は大型契約の獲得があったことから、売上高は前年を下回った。



ソリューション事業の売上高は前年同期比13.4%増の3.96億円、セグメント利益は同12.8%増の1.44億円となった。FC部門は、9月末のFC店舗数は前期末より1店舗減の195店舗となった。AS部門は、大手及び中堅生命保険会社において「スマートOCR(R)健康診断書」や「スマートOCR(R)診療明細書」の導入、大手保険会社におけるカスタマイズ開発があり、好調に推移した。生命保険会社42社中11社目のシステムペーパーレス申込API連携が始まるなど、ユーザーの利便性向上に向けた取り組みを積極的に進めている。また、保険販売に積極的な地方銀行の増加傾向は続いており、銀行の導入は6月末の27行から、9月末において32行となった。



システム事業の売上高は前年同期比14.8%増の1.64億円、セグメント利益は同387.5%増の0.43億円となった。インフォディオは、「スマートOCR(R)」の官公庁関連サービスへのOEM提供など、新規受注が好調に推移した。また、国税庁、統計センター、みずほ銀行など導入先から継続的に発生するサブスクリプション売上もあり、増収となった。



2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.8%増の61.22億円、営業利益が同27.2%減の3.04億円、経常利益が同28.1%減の3.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.0%減の1.79億円とする期初計画を据え置いている。