兵機海運<9362>は14日、2023年3月期第2四半期(2022年4月1日〜2022年9月30日)の決算を発表した。連結の売上高は前年同期比29.7%増の94.37億円、営業利益は同126.8%増の5.27億円、経常利益は同131.8%増の5.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同143.6%増の4.08億円となり、売上・利益共に伸長した。



セグメントごとの業績は、内航事業の売上高が前年同期比6.2%増の33.58億円、営業利益が同1.4%増の1.14億円だった。船舶燃料油価格の高止まり、ドック費用の高騰、支払傭船料の増額改定などのコスト負担増や台風による輸送計画の変更などがあったものの、増収増益を達成した。外航事業の売上高は同185.1%増の16.77億円、営業利益が同11.6倍の2.31億円だった。委託船による建機類の輸送やスポット貨物の新規受注に円安進行によるドル建て海上運賃の収益改善が加わり、前年同期比で売上・利益共に急伸した。



港運事業の売上高は前年同期比26.6%増の35.70億円、営業利益は同34.7%増の0.84億円だった。断続的な中国のロックダウンによって原材料や製品の輸出入遅延や取り止めなど、輸送計画が影響を受けたものの、新規貨物の受注に注力した。倉庫事業の売上高は、同17.4%増の8.31億円、営業利益は同166.4%増の0.96億円だった。神戸及び姫路地区の危険物倉庫の稼働率が高い水準で推移したことに加えて、保管・荷役作業とそれに伴う付帯作業を受注したことや前期末に兵庫埠頭物流センターの敷地を取得したことによる原価圧縮の効果が発現し、大きく利益を伸ばした。