■株主還元策



1. 配当政策

USEN-NEXT HOLDINGS<9418>は配当金について、財政状態、利益の状況、新規投資計画等を総合的に勘案して業績に基づき、年1回、期末において剰余金の配分を行うことを基本方針とし、この剰余金の配当の決定機関は株主総会としている。同社は、株主に対する利益還元を経営の重要政策の1つに位置付けており、基本方針に則り業績等を総合的に勘案した結果、2022年8月期は15.0円の期末配当を行った。2023年8月期の年間配当※については1株当たり18.0円を予定している。なお、当面は投資先行期だが、中期的に30%の配当性向を目標に増配を継続する方針である。



※2023年8月期より、中間配当と期末配当の年2回の実施することを基本方針とする。







「プレミアム優待倶楽部」は廃止するが「U-NEXT」の視聴は継続

2. 株主優待制度

同社は、株主の日頃の支援に感謝するとともに、同社グループのサービスを利用することで事業内容について理解を深めてもらい、同社株式に対する投資魅力を高め、長期的に保有してもらうことを目的として株主優待制度を導入している。具体的には、コンテンツ配信サービス「U-NEXT」において、100〜999株を保有する株主に90日間分の利用料と1,000円分のポイントを贈呈し、1,000株以上を保有する株主には1年分の利用料と毎月1,800円分のポイントを贈呈することとなっている。なお、同社は、株主優待制度の1つであった「プレミアム優待倶楽部」を2023年2月末日基準の提供をもって廃止する予定で、今後は増配を中心に株主に報いる考えである。なお、「U-NEXT」による株主優待制度は継続するが、個人投資家向け優待として合理性は高いと考える。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)