神戸物産<3038>は20日、2023年3月度の個別業績を発表。



売上高は前年同期比9.6%増の398.45億円、売上総利益は同14.8%増の39.46億円、営業利益は売上総利益率の改善もあり、同8.0%増の22.22億円と前年実績を上回った。経常利益は、円高に進んだことによる評価損が計上され、同36.7%減の18.30億円となった。



3月度は業務スーパーの出店が6店舗(熊本市北区、佐賀県伊万里市、千葉県八街市、北海道旭川市、福岡県大牟田市、さいたま市大宮区)あり、店舗数は2023年3月末で1,018店舗となった。前年同期比では54店舗増加し、新店効果で売上高が増加した。



同社から直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期3.2%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同8.5%増、全国全店への商品出荷実績は同8.3%増と堅調な推移となった。



商品動向については、引き続き利便性の高い冷凍野菜が好調だった。セール対象商品も売上に貢献した。