富士フイルム<4901>は大幅反発。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は2731億円で前期比18.9%増となり、市場予想を100億円強上回る着地になっている。また、24年3月期は2900億円で同6.2%増の見通しとしており、コンセンサスを150億円程度上回る水準に。年間配当金も前期比20円増の150円を計画。相対的に安心感の強い決算内容を評価の動きが優勢に。なお、米半導体材料メーカーEntegris社の半導体用プロセスケミカル事業買収も発表。