品川リフラクトリーズ<5351>は11日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.8%増の1,249.63億円、営業利益が同7.3%増の108.44億円、経常利益が同6.9%増の114.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.5%増の83.07億円となった。



耐火物及び関連製品事業の売上高は前期比17.2%増の994.76億円、セグメント利益は同8.9%増の102.88億円となった。耐火物原料価格の販売価格への転嫁が進んだ。



エンジニアリング事業の売上高は前期比1.7%減の244.87億円、セグメント利益は同8.6%増の19.82億円となった。各種窯炉補修作業等の減少があったが、工事案件の構成差で増益を確保。



不動産事業の売上高は前期比1.5%増の9.98億円、セグメント利益は同12.2%増の4.93億円となった。



2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.0%増の1,400.00億円、営業利益が同10.7%増の120.00億円、経常利益が同4.7%増の120.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.5%増の120.00億円とし、前年度の最高業績をさらに更新することを見込んでいる。