ブランディングテクノロジー<7067>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.5%増の51.63億円、営業利益が同8.5%増の1.20億円、経常利益が同11.8%増の1.22億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.5%減の0.79億円となった。



ブランド事業の売上高は前期比0.2%減の14.42億円、セグメント利益は同15.1%減の2.83億円となった。業界別ノウハウの強化、同社とのシナジーを生む企業との業務提携や提携先企業との共催セミナー開催等に注力したが、事業成長に向けた人材投資等の成果がまだ表れていない。



デジタルマーケティング事業の売上高は前期比6.2%増の35.55億円、セグメント利益は同17.8%増の2.62億円となった。地方自治体及び公共団体のデジタルマーケティング支援に注力し、顧客層の拡大を行った。



オフショア関連事業の売上高は前期比14.3%増の1.65億円、セグメント利益は同17.8%減の0.16億円となった。円安為替の影響でVIETRY CO.,LTDがグループ内のブランド事業に対して計上する売上高が増加した一方で、ベトナム国内における売上原価、販売費及び一般管理費が増加した。



2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.0%減の47.00億円、営業利益が同45.0%増の1.75億円、経常利益が同41.5%増の1.73億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.8%増の1.10億円を見込んでいる。