ダイコク電機<6430>は15日、2021年11月24日に発表した中期経営計画における数値目標の上方修正を決議した。

2023年3月期の当初計画は売上高が、260.00億円、営業利益が8.50億円、経常利益が9.50億円、当期純利益が6.50億円であったのに対して、実績はそれぞれ318.24億円、40.19億円、42.60億円、29.27億円となった。

2022年11月より市場投入されたスマートパチスロの稼動が好調に推移したことにより、パチンコホールではスマート遊技機に対応するための設備投資が活発化した。同社でもスマート遊技機に必要なカードユニット「VEGASIA」等の製品の販売台数が計画を大幅に上回った。

2024年3月期以降においては、2023年の4月からスマートパチンコの市場投入、2024 年には新紙幣が発行される予定である。今後も設備投資は堅調に推移することが見込まれることから、中期経営計画における数値目標を上方修正することとした。