インターネットインフィニティー<6545>は15日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.1%増の44.64億円、営業利益が同36.5%減の0.99億円、経常利益が同48.4%減の1.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.2%減の0.35億円となった。



ヘルスケアソリューション事業の売上高は前期比8.4%増の31.36億円、営業利益は同23.4%増の4.17億円となった。レコードブック事業は、当連結会計年度において短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」のフランチャイズが11ヵ所増加、直営店が2ヵ所減少した。また、フランチャイズ加盟店4ヵ所を譲受け、2ヵ所を譲渡した結果、直営店が31ヵ所、フランチャイズが168ヵ所となった。そのほか、名古屋鉄道との合弁会社である名鉄ライフサポートが愛知県を中心に展開する「名鉄レコードブック」は、当連結会計年度末において21ヵ所ある。これにより、「レコードブック・ブランド」の店舗が合計で220店舗(前連結会計年度末は211店舗)となった。ケアサプライ事業は、前連結会計年度まで同社で行ってきた同事業は、当連結会計年度の期首の分社化に伴い連結子会社のカンケイ舎が承継した。また、同じく連結子会社のフルケアに加え、当連結会計年度中の2022年10月より正光技建を連結の範囲に含めた。



在宅サービス事業の売上高は前期比4.2%増の13.27億円、営業利益は同24.5%減の2.84億円となった。感染症の波の影響による利用者数の落ち込みに加え、分社化に伴い、更なる成長を目指し事業の特性に合わせた人事制度改革等の独自施策を推進しているため、費用がやや増加した。また、当連結会計年度中の2022年12月には、合の家が運営していた住宅型有料老人ホーム「フルール・ガーデン市原」及び「フルール・ガーデン相模原」に関する事業を譲受けたことにより、新たに施設介護事業を開始した。



2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.5%増の50.22億円、営業利益が同74.2%増の1.72億円、経常利益が同7.5%増の1.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同202.6%増の1.06億円を見込んでいる。