rakumo<4060>は10日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.2%増の9.48億円、営業利益が同44.1%増の2.34億円、経常利益は同46.8%増の2.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同43.3%増の1.50億円となった。



SaaSサービスの売上高は前年同期比21.9%増の8.51億円となった。rakumo関連サービスにおいては、2023年9月末のクライアント数は2,425社(2022年12月末比91社増)、ユニークユーザー数は541千人(同39千人増)となった。売上増加に向け、自社セミナーの開催、Google社や販売パートナー主催セミナーへの参加、展示会・カンファレンスイベント等への出展を行った。また、パートナーの特徴に応じた顧客アプローチを行うことで、販売パートナーとの関係強化に取り組んだ。インサイドセールスの内製化による柔軟・迅速な顧客対応の実施や、各種マーケティング施策にも積極的に取り組むことで、新たな案件創出に尽力している。加えて、クライアントニーズを勘案した既存製品の機能追加・改善や、製品間連携を訴求したパック製品の販売強化、顧客属性に応じた能動的なサポート・オンボーディング(活用促進)施策を実施することで、新規クライアントの獲得や、ユニークユーザー数及びユーザー1人当たり単価の増加に取り組んだ。また、社内SNS型日報アプリ「gamba!」及びIR動画配信システム「SmartVision IR」においても同様に、拡販に努めた。



ソリューションサービスの売上高は同10.2%増の0.39億円となった。既存顧客への業務支援案件は安定的に推移したことに加え、SaaSサービスに関する導入支援案件等も継続的に受注できた。



ITオフショア開発サービスの売上高は同15.4%減の0.57億円となった。既存顧客からのラボ型開発案件は比較的堅調に推移した一方、単発の受託開発については、SaaSサービスに注力したこともあり、前年同期比で減少した。



2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比13.7%増の12.46億円、営業利益は同25.6%増の2.91億円、経常利益は同26.4%増の2.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.9%増の1.97億円とする期初計画を据え置いている。なお、同社の決算説明資料によると、「SaaSサービス(積上げビジネス)という特性もある中、営業利益の通期業績予想進捗率は80%超となり順調に推移し、今期予想超過見込み」とのことである。