精工技研<6834>は10日、8月10日に公表した2024年3月期第2四半期連結累計期間(2023年4月-9月)の業績予想と実績値との間に差異が生じたことと、2024年3月期通期の連結業績予想を修正したことを発表。



第2四半期連結累計期間の実績値は、電気自動車向けのインバーター用部品を量産する金型や設備、光通信用部品の製造機器やその付属部品等の販売が増加し、比較的収益性の高い製品の売上が想定を上回り売上高78.64億円(前回予想1.9%増)となった。それに加えて、経費の削減に努めた結果、営業利益は3.22億円(同707.1%増)となった。これに伴い、経常利益4.73億円(同136.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3.01億円(同201.0%増)となった。



通期連結業績予想は、自動車関連製品は、電気自動車向けを中心に堅調な需要が続く見通しで、光通信関連製品は、データセンター向けの引き合いが増加傾向にあるが、光通信インフラ関連の投資は依然として勢いがないことから、売上高は163.50億円(前回予想0.0%増)とし、前回予想を据え置く。損益面は、プロダクトミックスの関係で原価率が上半期より若干上昇すると見込んでおり、販売費及び一般管理費は引き続き削減に努め、営業利益は6.80億円(同33.3%増)、経常利益は8.50億円(同23.2%増)に上方修正となった。同社の中国の子会社の大連精工技研で実施している人員合理化に係る一時的なコスト1.10億円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は4.70億円(6.0%減)と下方修正となった。