Jトラスト<8508>は13日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比48.4%増の845.77億円、営業利益が同25.5%減の111.34億円、税引前利益が同27.4%減の130.99億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.6%増の183.40億円となった。



日本金融事業について、営業収益は前年同期比22.1%増の102.46億円、セグメント利益は同5.0%増の34.69億円となった。Jトラストグローバル証券やNexus Cardの業績が期初から寄与したことや、Nexus Cardにおける割賦取扱高の増加に伴い、証券業務やクレジット・信販業務に係る役務収益等が増加したこと等により増収となった。



韓国及びモンゴル金融事業について、営業収益は前年同期比31.6%増の356.74億円、セグメント損失は16.52億円(前年同期は141.27億円の利益)となった。JT親愛貯蓄銀行の業績が期初から寄与したが、貯蓄銀行における残高基準金利が高金利で推移したため、預金利息費用が増加したことや、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加した。



東南アジア金融事業について、営業収益は前年同期比34.7%増の276.47億円、セグメント利益は同65.9%増の12.25億円となった。銀行業における貸出金や保有有価証券の増加に伴う利息収益が増加した。また、調達金利の上昇により預金利息費用が増加したものの、市場実勢に合わせて貸出金利を引き上げたことや大型不良債権の回収に伴い貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が減少した。



不動産事業について、営業収益は109.08億円(前年同期は8.79億円)、セグメント利益は同100.96億円(同0.66億円の損失)となった。ミライノベート社の吸収合併に伴い負ののれん発生益93.28億円を計上した。



投資事業について、営業収益は前年同期比42.3%減の1.20億円、セグメント損失は15.83億円(前年同期は15.75億円の損失)となった。訴訟費用の削減に努めた。



その他の事業について、営業収益は前年同期比6.7%増の4.21億円、セグメント損失は0.22億円(前年同期は1.31億円の利益)となった。



2023年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比43.2%増の1,180.00億円、営業利益が同27.1%減の105.00億円、税引前利益が同26.5%減の125.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同30.6%増の165.00億円とする、8月8日に発表の計画を据え置いている。



3Q時点ですべての利益項目が通期予想を既に超過しており、順調に進捗している。