nmsホールディングス<2162>は13日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.3%増の362.74億円、営業利益は4.98億円(前年同期は1.55億円の損失)、経常利益は同75.9%増の8.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同169.2%増の5.60億円となった。



HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は前年同期比0.8%減の114.16億円、セグメント利益は同9.1%減の4.27億円となった。国内事業については、自動車・半導体関連を中心とした顧客の生産調整による影響はあり売上が抑制されたが、需要は堅調に推移しており、利益面においても単価交渉による原価率改善や適正販管費の管理強化等、基盤強化策の実行を進めている。海外事業については、基盤強化策の効果の影響はあったが、中国において顧客の在庫調整等による減産影響やベトナムでの新規受注獲得による教育費用の増加等、利益圧迫要因があった。



EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は同2.0%増の173.47億円、セグメント利益は1.34億円(前年同期は1.79億円の損失)となった。中国・ASEAN・北米において生産活動を展開しており、戦略投資の実行期にある。当第2四半期累計期間においては、この戦略投資における新規受注の立ち上げや量産開始による生産数量の増加等、事業規模拡大効果もあり、増収となった。利益面では、中国やマレーシアにおける顧客の生産調整影響があったものの、売上高の増加に加え、各拠点における生産性改善やコスト構造見直しの成果もあり、増益となった。



PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は同2.9%増の75.10億円、セグメント利益は同2.19億円(同1.94億円の損失)となった。海外において顧客における欧州向けの販売不振による影響はあったが、前年同期に発生したロックダウンなど感染症影響やサプライチェーンの混乱、部品不足による影響が、当第2四半期累計期間においては緩和傾向となったことに加え、国内需要が高い水準を維持し、増収となった。利益面では売上高の増加に加え、部材調達ソースの拡大等安定した生産活動および収益確保に向けた施策を着実に実行したこともあり、大幅な増益となった。



2024年3月期通期については、売上高が前期比2.6%減の770.00億円、営業利益が同20.3%増の18.50億円、経常利益が同5.1%増の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同58.3%増の8.00億円とする連結業績予想を10月30日に発表している。