井関農機<6310>は14日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.0%増の1,329.77億円、営業利益が同14.4%増の36.14億円、経常利益が同0.2%減の38.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.3%減の20.79億円となった。



国内の売上高は前年同期比1.7%増の865.16億円となった。農機製品は価格改定実施に伴う4月以降の反動減などにより減少となった。一方で、収支構造改革の柱である補修用部品及び修理整備等のメンテナンス収入や施設工事の伸長により、国内売上高全体で増加となった。



海外の売上高は前年同期比15.3増の464.61億円となった。北米はコンパクトトラクタ市場の調整局面が継続し減少となった。欧州は値上げ後も小売店の需要が堅調に推移したことに加え、前年下期よりIseki-Maschinen GmbHを連結子会社化したこともあり増加となった。アジアでは中国向け生産用部品の出荷増により増加となった。



営業利益は売上増による売上総利益の増加に加え、価格改定効果などにより増加となった一方で、四半期純利益は前年同期に計上したIseki-Maschinen GmbHの連結子会社化による段階取得に係る差益及び負ののれん発生益の剥落などにより減少となった。



2023年12月期通期の業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比1.4%増(前回予想比4.2%減)の1,690.00億円、営業利益が同29.3%減(同44.4%減)の25.00億円、経常利益が同38.9%減(同42.5%減)の23.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同87.9%減(同80.8%減)の5.00億円としている。