■今後の見通し



● 2024年7月期の業績予想

カラダノート<4014>の2024年7月期の業績予想は、売上高2,300百万円(前期比11.8%増)、営業利益50百万円(前期は137百万円の損失)、経常利益50百万円(同131百万円の損失)、当期純利益は34百万円(同272百万円の損失)と増収、各段階利益の黒字転換を見込んでいる。



売上高の伸び率は前期よりも低く予想しているが、2022年7月期からの3ヶ年で中期経営計画に掲げた年平均成長率30%以上を確保している。金融領域においては、FP人員の増員・強化により保険の単独募集を増やし収益性を強化するほか、クロスセルにより住宅ローンなど他商材の提案を図る計画である。住宅領域については、順次手数料体系を1件当たりの送客手数料から成約金額に応じた成約課金モデルにシフトしていくことで収益性を強化する。ただし、着工開始まで成約金額が決定しないため、収益計上は遅くなる。食領域では、宅配水事業の採算性を重視し、成果型での取次店ルートに注力する方針である。大手企業とのPoCについても前期と同様に注力する。一方、利益については、広告宣伝費を前期比20%〜30%程度削減するなど、投資効率を考慮したコストコントロールを行い、通期での黒字化を見込んでいる。



業績予想には、9月に公表したFPOの子会社化による影響は見込んでいない。同社の過去の年間売上高が3億円弱あること、及びそのシナジー効果を勘案すると、予想を上回る業績を確保するものと弊社では考えている。



(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)