■業績動向



1. 2024年2月期第2四半期の業績概要

パパネッツ<9388>の2024年2月期第2四半期の業績は、売上高は前年同期比14.9%増の2,193百万円、営業利益は同37.9%増の184百万円、経常利益は同38.9%増の187百万円、中間純利益は同32.7%増の122百万円となった。「管理会社サポート事業」においては、建物定期巡回サービス、レンタルコンテナ点検サービス、マンスリーマンションサービスのすべてのサービスが前年同期の売上高を上回った。



(1) 事業別売上高

2024年2月期第2四半期の事業別売上高を見ると、「管理会社サポート事業」は前年同期比18.7%増の1,620百万円、「インテリア・トータルサポート事業」は同4.3%増の558百万円、「その他」は同75.0%増の14百万円となった。



「管理会社サポート事業」では、マンスリーマンションサポートサービスにおいて、コロナ禍における行動規制及び入国規制が緩和した影響で、国内外の旅行者及び出張者が増加し、マンスリーマンションへの入居需要が増加したことによる部屋の新設及び退去後の清掃が増加した。同サービス業務の営業を継続してきたことに加え、現場作業員の人員強化を図ったことにより大きく拡大した。「インテリア・トータルサポート事業」では、コロナ禍で開催できなかったハウスメーカー主催のインテリアフェアが徐々に開催され、インテリア商材の販売に伴う配送も回復しつつある。



(2) 建物定期巡回サービスにおける対象物件数

同社が受託している建物定期巡回サービスにおける対象物件の棟数を見ると、賃貸住宅において、2024年2月期第2四半期末は前期末比7.9%増の16,708棟まで伸長し、1,226棟増加した。レンタルコンテナにおいては、前期末比8.5%増の2,446棟まで伸長し、191棟増加した。全体の棟数においてコロナ禍においては伸びが緩くなるも、2018年2月期末から連続して順調に増加しており、前期末比8.0%増の19,154棟まで伸長し、1,417棟増加した。



(3) サービス別売上高

同社の主力である4つのサービス「建物定期巡回サービス」「レンタルコンテナ点検サービス」「マンスリーマンションサポートサービス」「全国ツーマン配送ネットワークサービス」における2024年2月期第2四半期の売上高は、「建物定期巡回サービス」は前年同期比21.9%増の345百万円、「レンタルコンテナ点検サービス」は同16.1%増の273百万円、「マンスリーマンションサポートサービス」は同42.2%増の644百万円、「全国ツーマン配送ネットワークサービス」は同0.3%増の328百万円となった。特に「マンスリーマンションサポートサービス」が伸びた要因は、コロナ禍における行動規制及び入国規制が緩和した影響でマンスリーマンションへの入居需要が増加したことにより、部屋の新設及び退去後の清掃が増加したためである。



(4) クライアント数

2024年2月期第2四半期のクライアント数を見ると、管理会社サポート業務では2024年2月期末の目標である380社に対し317社を獲得し、既に目標の8割を超え、インテリア・トータルサポート業務も同目標である270社に対し208社を獲得し、目標の7割を超えており、順調に拡大している。同社は、今後もリスク分散のため、クライアントの大小に限らず、クライアント数を積極的に増加していく方針である。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)