■業績動向



2. 財務状況と経営指標

ネットイヤーグループ<3622>の2024年3月期第2四半期末の財務状況は、総資産が前期末比231百万円減少の2,944百万円となった。主な増減要因として、流動資産では現金及び預金が106百万円、売掛金及び契約資産が271百万円それぞれ減少した。固定資産では、投資有価証券が90百万円、繰延税金資産が10百万円それぞれ増加した。



負債合計は前期末比164百万円減少の360百万円となった。買掛金が125百万円、未払費用が29百万円、未払消費税等が26百万円それぞれ減少したことによる。また、純資産は同67百万円減少の2,584百万円となった。四半期純損失27百万円の計上と配当金40百万円の支払により利益剰余金が67百万円減少した。



経営指標では、自己資本比率は前期末の83.5%から87.8%に上昇した。無借金経営で現金及び預金も2,114百万円と事業規模から比較すると問題のない水準を確保しており、財務内容は健全な状態にあると判断できる。今後は手元資金をM&A・アライアンスも含めた成長投資に充当する方針であり、2023年9月にはHexabaseと資本提携契約を締結するなど、具体的な動きも出始めている。今後もEC、AI、ビッグデータ領域の技術や人的リソースを持った会社を対象にM&A・アライアンスを進め、効率的に成長につなげる戦略だ。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)