ミロク情報サービス<9928>は5日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.7%増の327.91億円、営業利益は同15.5%減の45.48億円、経常利益は8.5%減の46.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益同11.6%減の32.49億円となった。



当第3四半期累計期間においては、会計事務所向け及び中小企業向け各種ERP製品の販売が好調に推移した。各種ERP製品の販売は、サブスクリプション型での提供に徐々に移行しているためソフトウェア使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加した。この結果、売上高は増収となった。



システム導入契約売上高は前年同期比1.4%増の180.99億円となった。ハードウェア売上高は同10.2%増の33.11億円、ソフトウェア売上高は同5.2%減の98.59億円となった。ユースウェア売上高は同11.0%増の49.27億円となった。



サービス収入の合計は同12.0%増の119.29億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同1.1%増の19.20億円となった。ソフト使用料収入は同38.3%増の40.23億円となった。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は同3.8%増の44.28億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同3.8%増の11.78億円、サプライ・オフィス用品は同13.7%減の3.78億円となった。



利益面においては、人的資本経営戦略に基づき、先行投資となる新卒入社社員の積極採用やベースアップ、昇給による人件費の大幅な増加及び広告宣伝・販売促進費の増加、さらに新規事業である統合型DXプラットフォーム事業の推進に向けた開発投資、顧客獲得のための販売促進費の増加などにより、売上原価・販売費及び一般管理費が26.09億円増加した結果、各段階利益は減益となった。



2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の416.00億円、営業利益が同0.3%増の61.00億円、経常利益が同6.2%増の62.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の41.00億円とする期初計画を据え置いている。

期初計画に対する進捗率は、売上高が78.8%、営業利益が74.6%、経常利益が75.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益が79.2%となっており、ほぼ期初計画通りに推移していると見ている。

同日、経営環境および業績の動向などを含めて総合的に勘案し、2024年3月期の期末配当予想を1株当たり45.00円から5.00円増配の50.00円とすることを発表した。