高島<8007>は8日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.3%増の664.16億円、営業利益が同72.0%増の16.92億円、経常利益が同70.8%増の18.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.8%増の12.37億円となった。



建材セグメントの売上高は前年同期比24.4%増の425.89億円、セグメント利益は同1,253.9%増の9.85億円となった。物流施設や工場向け等の工事受注案件が着実に完工し、売上高が増加した。再生可能エネルギー資材分野は、産業用、住宅用ともにゼロカーボン社会に向けての需要が高まり、自家消費を目的とした機器導入拡大を背景に売上伸長となった。断熱資材関連分野は、資材販売に加え、工事案件獲得が売上増加に寄与した。住宅資材関連分野は、戸建住宅着工減の影響を受け売上高は減少したが、利益面で業績に貢献した。また、新エネルギー流通システム社及び岩水開発社の連結子会社化も伴い増収増益となった。



産業資材セグメントの売上高は前年同期比2.5%増の124.54億円、セグメント利益は同105.0%増の3.43億円となった。樹脂関連分野は、物流資材等の回復に加え、ターゲット領域である医療関連の成型加工品の受注が拡大し、増収増益となった。繊維関連分野は、産業用繊維の縫製加工品が順調に推移したが、アパレル関連は需要が低迷し減収となった。一方で、信防エディックス社の連結子会社化に伴い増収増益となった。



電子・デバイスセグメントの売上高は前年同期比18.0%減の112.27億円、セグメント利益は同58.0%減の2.75億円となった。2023年度第3四半期は、コロナ後の消費動向の変化に伴い、電子機器関連市場が世界的に減速したことに加えて、市場全体に製品在庫及び部品在庫が積み上がった影響を大きく受け、減収減益となった。



賃貸不動産セグメントの売上高は前年同期比1.2%減の1.45億円、セグメント利益は同0.3%減の0.87億円となった。前期から保有不動産に変動はなく、売上高、セグメント利益ともに横ばいとなった。



2024年3月期通期については、売上高が前期比18.0%増の940.00億円、営業利益が同30.3%増の23.00億円、経常利益が同23.7%増の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同202.7%増の48.00億円とする12月14日発表の修正計画を据え置いている。