Jトラスト<8508>は13日、2023年12月期連結決算(IFRS)を発表した。営業収益が前期比39.3%増の1,142.79億円、営業利益が同44.8%減の80.59億円、税引前利益が同43.2%減の97.72億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同26.3%増の159.51億円となった。



日本金融事業の営業収益は前期比19.9%増の141.20億円、セグメント利益は同18.4%増の46.56億円となった。債権回収事業や保証事業が好調に推移したほか、前第2四半期連結会計期間に損益上連結対象としたJトラストグローバル証券社やNexus Card社の業績が期初から寄与したことや、主にNexus Card社における割賦取扱高の増加に伴い、証券業務やクレジット・信販業務に係る役務収益等が増加した。



韓国及びモンゴル金融事業の営業収益は前期比23.6%増の475.20億円、セグメント損失は33.34億円(前年同期は144.37億円の利益)となった。前第2四半期連結会計期間に損益上連結対象としたJT親愛貯蓄銀行の業績が期初から寄与したが、前期に計上した負ののれん発生益が剥落した。また貯蓄銀行における残高基準金利が高金利で推移したため、預金利息費用が増加したほか、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加した。



東南アジア金融事業の営業収益は前期比33.8%増の384.14億円、セグメント損失は10.19億円(前年同期は2.48億円の利益)となった。銀行業における貸出金や保有有価証券の増加に伴い利息収益が増加した。調達金利の上昇により預金利息費用が増加したものの、市場実勢に合わせて貸出金利を引き上げたことにより一定の利益水準を維持した一方で、貸倒引当金(損失評価引当金)を保守的に積み増すなど、企業価値の向上及び収益基盤の強化を図った



不動産事業の営業収益は前期比376.5%増140.39億円、セグメント利益は108.10億円(前年同期は0.94億円の利益)となった。Jグランド社の不動産販売収益の増加やグローベルス社の連結取り込みがあった。また、ミライノベート社の吸収合併に伴い負ののれん発生益101.13億円を計上した。



投資事業の営業収益は前期比31.1%減の1.55億円、セグメント損失は20.72億円(前年同期は22.05億円の損失)となった。訴訟費用の削減に努めた。



その他の事業の営業収益は前期比13.9%増の5.99億円、セグメント損失は0.55億円(前年同期は1.08億円の利益)となった。



2024年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比12.0%増の1,280.00億円、営業利益が同8.2%減の74.00億円、税引前利益が同16.1%減の82.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同59.9%減の64.00億円を見込んでいる。