トーカイ<9729>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.1%増の1,034.18億円、営業利益が同5.5%増の58.66億円、経常利益が同7.2%増の61.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.2%減の41.27億円となった。



健康生活サービスの売上高は前年同期比6.5%増の534.52億円、営業利益は同2.1%減の46.67億円となった。シルバー事業の介護用品レンタルや、病院関連事業の戦略商品である「入院・入居セット」の売上が好調に推移したこと、また新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた寝具・リネンサプライ事業の売上が観光需要の拡大に伴うホテル・旅館稼働率の回復により伸長したことに加え、クリーニング設備製造事業の売上が人手不足に起因する省人・省力化設備への投資意欲の高まりにより大幅に伸長した。利益面では、コロナ禍の収束に伴うレンタル資材費の増加、事業拡大のための人件費の増加、2023年10月から稼働した埼玉工場に係る一時費用及び減価償却費の発生などにより減益となった。



調剤サービスの売上高は前年同期比5.6%増の389.22億円、営業利益は同11.2%増の20.22億円となった。当期5店舗の出店により、154店舗の事業展開となった。前期に出店の4店舗を含めた新店効果による処方箋枚数の増加及び処方箋単価の上昇により前年同四半期比増収増益となった。また、患者の利便性向上及び裾野拡大のためのLINEミニアプリの登録者数は約9万人となり順調に増加している。



環境サービスの売上高は前年同期比6.5%増の109.13億円、営業利益は同25.0%増の10.41億円となった。ビル清掃管理事業でコロナ病棟受託業務の減少などがあったものの、リースキン事業において非連結子会社を吸収合併したことなどにより、前年同四半期比増収となった。利益面では、リースキン事業で当該吸収合併による業務集約等の統合効果があったことや、ビル清掃管理事業においても工程改善等により収益性が改善したことなどから、増益となった。



2024年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比5.5%増(前回予想比1.3%増)の1,373.32億円、営業利益が同0.0%増(同5.6%増)の78.55億円、経常利益が同2.1%増(同5.7%増)の82.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.2%減(同9.5%増)の56.08億円としている。