バルテス・ホールディングス <4442>は14日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比17.1%増の76.69億円、営業利益は同34.6%減の5.33億円、経常利益は同35.5%減の5.33億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同45.1%減の3.10億円となった。



ソフトウェアテストサービス事業の売上高は前年同期比13.6%増の67.59億円、セグメント利益は同25.5%減の5.81億円となった。金融機関向けを中心としたエンタープライズ系領域の売上高が堅調に推移した他、新規大型再構築案件の上流工程・PMO・QMOや、大型マイグレーション案件への参画も増加した。一方、将来の成長へ向けた投資であるエンジニアの人材採用積極化に伴う採用費、入社時の案件にアサインしない期間の研修費用(新卒・未経験者は2カ月間、経験者は1カ月間)、自社開発ツールの開発費、事務所拡張移転に伴う地代家賃等が増加した。



Web/モバイルアプリ開発サービス事業の売上高は同56.2%増の8.86億円、セグメント利益は同84.6%減の0.13億円となった。アプリ開発やセキュリティ・脆弱性診断に係る売上高が増加した。加えてM&Aにより2社を新規連結したことも売上高の拡大に貢献している。一方で開発が一部遅延していることや、のれんの償却費の増加などにより、減益となった。



オフショアサービス事業の売上高は同18.1%減の0.23億円、セグメント損失は0.24億円(前年同期は0.05億円の利益)となった。新規案件の開始により売上高は第2四半期までに比べ増加傾向にあるものの、教育に関する費用が先行発生(第4四半期は解消し収益化見込み)となった。



2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比14.4%増(前回予想比7.3%減)の103.60億円、営業利益が同15.4%減(同33.2%減)の8.20億円、経常利益が同16.5%減(同33.5%減)の8.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.2%減(同39.2%減)の5.06億円としている。