ランドコンピュータ<3924>は13日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.6%増の98.29億円、営業利益が同59.0%増の11.90億円、経常利益が同59.9%増の12.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同74.9%増の8.04億円となった。



システムインテグレーション・サービスの売上高は前年同期比22.6%増の55.02億円と大きく増加した。金融分野については、ネットバンク及び信託銀行向け受託開発案件が堅調に推移し、前年を大きく上回った。また、産業・流通分野については、通信回線事業者向け受託開発案件が堅調に推移し、公共分野については前年度から続いている大型プロジェクト案件及び行政機関向けシステム開発案件の受注による売上が増加したこと等により大きく伸長している。



インフラソリューション・サービスの売上高は同7.6%増の9.55億円となった。同社におけるDX推進の中心であるクラウドビジネスについては、人材育成の強化に引き続き注力し、公共向け案件の受注により売上高が増加している。また半導体不足の影響が緩和したことによる基盤構築・導入案件の受注が増加したことにより、増収となった。



パッケージベースSI・サービスの売上高は同21.6%増の33.71億円と大きく増加した。成長戦略の柱である同サービスについては、子会社インフリーでの中心ビジネスであるSAP関連の導入支援及びアドオン開発が、大規模プロジェクトの受注による同社事業部門と共同体制を構築し対応したことにより、売上高が大幅に増加している。さらに子会社テクニゲートと同社事業部門が展開する会計パッケージの導入支援、保守及びアドオン開発が、2023年10月1日からのインボイス制度開始を迎え、バージョンアップ作業及びアドオン開発の改修案件の受注により、急伸している。またDX推進の中心であるクラウド分野のSalesforce関連については、導入支援及びアドオン開発の全社展開における大型案件獲得により、売上高が前年数値と同規模にて推移している。



2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.6%増(前回予想比1.5%増)の135.00億円、営業利益が同37.8%増(同4.3%増)の16.85億円、経常利益が同38.0%増(同4.5%増)の17.09億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同43.8%増(同3.7%増)の11.10億円としている。



また、通期連結業績予想の修正に伴い、期末配当金において1株当たり3.00円を増配することを発表した。この結果、2024年3月期の1株当たりの配当金は、中間配当金20.00円、期末配当金23.00円となり、年間配当金は43.00円となる。