ネクスグループ<6634>は22日、簡易株式交換によるケーエスピーの完全子会社化を発表した。

同社グループは2023年4月に中期経営計画を策定し成長を目指したものの、2023年度の業績は、IoT関連事業と、暗号資産投資事業の売上高の減少により、経常損失を計上する結果となった。

中期経営計画では、IoT関連事業主体の現在の事業モデルから、デジタルコンテンツや暗号資産分野など新たな収益の柱となる成長分野への積極的な進出を目指している。加えて、すでに一定の売上、利益を上げている収益性の高い事業をM&Aで取得することで早期に収益力を高めることを目指している。

一方、ケーエスピーは、物流業務並びにチェーン本部代行業務、日用品雑貨の輸出入・販売を手がけている。1991年に創業以来、累計1,000社以上の企業と連携を取り、数多くの企業をサポートし、東アジアの企業とも10年以上の協業経験を活かし、海外進出のサポートやコンサルティングも行っている。また、外食チェーン業態に向けた流通の全体最適化も手掛け、物流コストの明確化・透明化により、価格競争力の高いサービスを提供している。

ケーエスピーは、コロナ禍においても安定した売上を維持しており、同社グループはケーエスピーに対して、今後もさらなる成長と安定的な収益を期待している。また、副次的に同社の農業事業における生産物の販売にも、ケーエスピーのメイン顧客である外食産業の顧客ネットワークに寄与することも期待している。