ジェイ・エス・ビー<3480>は14日、2024年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.4%増の137.76億円、営業損失は3.75億円(前年同期は2.28億円の損失)、経常損失は4.09億円(同2.56億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17.86億円(同1.72億円の損失)となった。



同社グループは、2024年10月期を始期とする新中期経営計画「GT02」を策定し、その目標達成に向けて、各種施策に取り組んでいる。主力の学生マンション事業では2024年春の最需要時期に向け、福井県初進出となるUniLifeブランドでの直営仲介店舗「福井店」の他、「北九大前インフォメーションセンター」「埼玉志木店」及び「広島大学前店」も合わせ4店舗を新たに出店した。また、環境配慮型マンションの開発にも取り組んでおり、2024年3月完成予定の食事付き学生マンション「学生会館 Uni E'meal 福井花月」では、自社開発物件において初めてBELS(建築物省エネルギー性能表示)5つ星評価を取得し、ZEH-M Oriented(ゼロ・エネルギー・ハウス指向型住宅(集合住宅向け))の基準を満たしている。



当第1四半期においては、物件管理戸数の増加に伴い、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスに係る売上高は好調に推移した。一方費用面では、2024年春より運営を開始する新規物件をはじめとする入居者募集対象戸数の増加に対応した広告宣伝費の投下や、自社所有物件の取得に係る租税公課及び減価償却費の発生等、同社グループの業容拡大に伴う費用負担が増加した。また、2023年11月1日付けで「高齢者住宅事業」を中心的に担うグランユニライフケアサービスの全株式を学研ホールディングス<9470>の連結子会社である学研ココファンに譲渡し、特別利益として関係会社株式売却益29.80億円を計上している。



なお、同社グループの不動産賃貸管理事業では、賃貸入居需要の繁忙期である第2四半期に新規契約数が増加することから、経営成績は季節的に変動し、売上高は上期、特に第2四半期の割合が大きく、営業利益も第2四半期に偏在する傾向がある。



2024年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.6%増の686.52億円、営業利益が同5.0%増の75.49億円、経常利益が同4.3%増の73.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同47.8%増の70.58億円とする期初計画を据え置いている。