18日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.10ポイント(0.35%)高の3187.57ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、11.57ポイント(0.35%)高の3338.38ポイントで取引を終えている。



新興株指数の反発で投資家心理が改善する流れ。17日に5.1%下落した深セン・創業板指数は、0.7%の上昇で引けた。創業板指数の急落が17日相場の地合いを悪化させたにだけに、買い安心感が広がっている。中国の政策期待も根強いなか、関連銘柄の押し目を拾う動きもみられた。



中央企業(中央政府に直属する国有企業)傘下の銘柄群が高い。ゼネコンの中国建築(601668/SH)と中国交通建設(601800/SH)がそれぞれ4.9%、4.6%、石炭の中国中煤能源(601898/SH)が3.3%、旅行グループの中国国旅(601888/SH)が2.0%ずつ上昇した。国有企業改革の思惑が再浮上している。



鉄鋼や非鉄など素材関連株も上げが目立つ。馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が8.0%高、江西銅業(600362/SH)が4.1%高で引けた。当局が過剰生産能力の削減に注力していることを受け、商品価格の先高が意識されている。不動産株や発電株、海運株などもしっかり。前日に急落したITハイテク関連株も一角に買い戻しが入った。



一方、このところ上昇が続いた大型優良株の一部は逆行安。上海50A株指数(上海市場の代表的な50銘柄で構成される)の構成銘柄では、上海汽車集団(600104/SH)が1.9%安、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.5%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.0%安とそろって反落した。



外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が2.80ポイント(0.87%)高の324.44ポイント、深センB株指数が9.62ポイント(0.84%)高の1153.22ポイントで終了した。



【亜州IR】