20日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比13.89ポイント(0.43%)高の3244.86ポイントと3日続伸した。約3カ月ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、14.58ポイント(0.43%)高の3398.42ポイントで取引を終えた。



政策期待が支え。「供給サイド改革」や「国有企業改革」、「中国製造2025」など政策に対する期待感が改めて強まっている。足元の商い急増を背景に、株価の先高観も意識された。上海A株市場の売買代金は、今週に入り増加傾向にある。この日は前日比で4割増えた。



業種別では、不動産株の上げが目立つ。緑地控股(600606/SH)が7.3%高、保利地産(600048/SH)が3.2%高で引けた。危ぶまれていた巨額不動産取引の成立が刺激材料。不動産デベロッパー大手の広州富力地産(2777/HK)は20日、民営コングロマリットの大連万達集団からホテル資産を買収すると発表した。中国国内のホテル77軒を199億639万人民元(約3300億円)で取得する。当初の計画では、融創中国(1918/HK)がテーマパーク資産とあわせて計631億人民元での買収を予定していたが、万達集団は売却先を変更した格好だ。不動産物件の流動化への期待感も広がっている。



ITハイテク関連株も急伸。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が3.5%上昇した。自動車株や消費関連株も高い。発電やガス、水道の公益株なども物色された。



外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が0.34ポイント(0.10%)高の329.29ポイント、深センB株指数が4.64ポイント(0.40%)高の1168.95ポイントで終了した。



【亜州IR】