21日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.88ポイント(0.21%)安の3237.98ポイントと4日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、7.24ポイント(0.21%)安の3391.18ポイントで取引を終えている。



金融面での監督・管理強化に対する不安が再燃。中国保険監督管理委員会は保険各社に対し、身内企業への融資を原則禁止すると通達した。経営透明性の低いネット金融業者への融資や、資金調達目的のクレジット商品提供なども禁止するよう求めている。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスなどを好感し、指数は小高く推移する場面がみられたものの、終盤に入り売りの勢いが増した。



業種別では、保険株の下げが目立つ。中国平安保険(601318/SH)が3.8%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.1%安で引けた。資源・素材株、自動車株なども安い。前日に急伸した不動産株も売りに押された。



一方、ITハイテク関連株はしっかり。国務院が「次世代人工知能(AI)発展計画」を発表し、AI産業を加速させる方針を明らかにしたことが手がかりだ。河北省での「雄安新区」建設に関連した銘柄群も物色されている。消費関連株の一角も上昇した。



外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が0.29ポイント(0.09%)高の329.58ポイント、深センB株指数が3.02ポイント(0.26%)高の1171.98ポイントで終了した。



【亜州IR】