週明け24日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比12.62ポイント(0.39%)高の3250.60ポイントと反発した。約3カ月ぶりの高値を更新している。上海A株指数も上昇し、13.22ポイント(0.39%)高の3404.40ポイントで取引を終えた。



中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が追い風。人民銀は24日、リバースレポを実施し、計3500億人民元(約5兆7370億円)を市場に供給した。1日当たりの供給規模としては、今年1月18日以来、約半年ぶりの大きさ。本日満期を迎える過去実施分との差し引きでは、2200億人民元の供給超となった。足元の景気指標改善を背景に、中国景気の先行きも楽観されている。



金融株が相場けん引。招商銀行(600036/SH)が3.9%高、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.6%高で引けた。安定した配当を実施している高速道路株も高い。ストップ高する銘柄もみられた。自動車株や不動産株、運輸関連株、消費関連株などもしっかり。



グラファイト関連の銘柄も急伸。炭素材メーカーの方大炭素新材料科技(600516/SH)は値幅制限いっぱいまで買われ、上場来高値を更新した。6月末からの上昇率は8割を超えている。黒鉛電極の相場上昇がこのところ著しいだけに、業績に対する期待感が強まった。



河北省での「雄安新区」設立に絡み同地や北京、天津などに事業拠点を置く銘柄群も高い。インフラ・公共設備運営の北京首創(600008/SH)が4.0%、建築材料の北京金隅(601992/SH)が1.5%、下水処理の天津創業環保集団(600874/SH)が5.4%ずつ上昇した。



外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が0.97ポイント(0.29%)高の330.55ポイント、深センB株指数が4.92ポイント(0.42%)高の1176.89ポイントで終了した。



【亜州IR】